連合広島は、9月7日、8日にかけて開催した「2024平和行動in根室」に15名で参加しました。
平和行動1日目は、根室港に停泊中の北方四島交流事業船「えとぴりか」において、北方四島学習会に参加し、講演を傍聴しました。
講演では、現在の日露関係を中心に丁寧な説明を受けました。また、講演を通じて、北方領土の現状や課題について理解を深めるとともに、その打開策についても知ることが出来ました。
北方四島は、日本の固有の領土であり、返還されるべきです。連合広島は、この点にこだわって平和行動を主とした各種活動を展開していきます。
平和行動2日目は、「2024平和ノサップ集会」が開催され、全国各地から728名が日本最東端にある納沙布岬・望郷の岬公園に結集しました。
集会当日は、天候に恵まれ、歯舞群島や国後島を目視で確認することができました。
集会では、連合 清水 事務局長、連合北海道 須間 会長、根室市長等の来賓の方々が挨拶を行い、北方四島の早期返還を強く訴えました。
また、元島民が、望郷の思い、墓参できない悔しさを切実に訴えました。
その後、ピースフラッグリレーが行われ、集会アピールを参加者全員で確認し、終了しました。
北方四島は、日本の固有の領土であり、早期返還されるべきです。
来年は戦後80年となります。戦争被害者が高齢化する状況を重く受け止め、沖縄・広島・長崎・根室が抱える課題等の早期解決に向けて、連合広島は、これからも各種活動を展開していきます。
【竹島の領土権確立に向けて】
連合広島は、連合中国ブロック連絡会の取り組みの一環として、竹島の領土権確立に向けたビラ配布を行いました。
この取り組みは、ノサップ集会開催にあわせて毎年実施しており、集会では、連合島根が竹島問題の現状報告と領土権確立に向けて発信しています。
竹島は、島根県隠岐の島町に属する島で、日本の領土です。
しかしながら、竹島の周辺海域は好漁場であることから、韓国が自国の領土であると主張しており、日本の漁船はいまだ近づくことが出来ない状態となっています。
連合広島は、竹島問題の解決に向けて、国民への理解活動や平和的な解決に向けた外交努力を日本政府に求めるなど、竹島の領土権確立に向けた運動を展開していきます。