2022年12月7日(水)、原爆ドームがユネスコ世界遺産に登録されてから26年を迎えるにあたり、連合広島も加盟する「核兵器廃絶広島平和連絡会議(12団体)」の主催で記念集会を開催しました。冒頭、連合広島 大野会長より「今もなお、世界には1万3千発を超える核弾頭が現存し、人類は核兵器の脅威にさらされ続けている。そして、足元では、ウクライナへの侵攻を続けるロシアは「核兵器の脅かし」を強め、中国の核戦力の増強や北朝鮮による7回目の核実験の懸念など、世界の平和を大きく揺るがす事象も起きている。残念ながら、私たちの核兵器廃絶に向けた運動は、道半ばと言わざるを得ません。引き続き、私達、核兵器廃絶広島平和連絡会議としては、被爆者の皆さんと共に、そして唯一の戦争被爆国として、日本政府に対し、速やかに「核兵器禁止条約」に署名、批准し、核兵器のない世界をつくる、その先頭に立つよう強く求めていきたい。」と述べました。
参加者全員による献花を行い、原爆死没者の御霊に哀悼の意を込めるとともに集会アピールでは、世界中が“核の脅威”に直面している状況に対し、「核兵器廃絶」と「世界の恒久平和実現」に向けた運動を強化し、連帯の輪をさらに広げ行動することを参加者全員で誓い合いました。