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連合広島第23回大会~ストップ・ザ・格差社会!すべての働く者を連合の輪へ 「安心社会」を切り拓こう!

投稿日:2016年11月18日 | カテゴリー:連合広島ニュース

連合広島は、11月18日(金)に広島市西区民文化センターにおいて第23回大会を開催しました。この大会では、2017年度の運動方針や予算などを決定し、職場や地域で顔の見える運動をすべての構成組織・地域協議会が一体となって取り組んでいくことを確認しました。

連合広島2017年度運動方針はこちらから⇒連合広島2017年度運動方針



【議長団】

竹田代議員(自治労)

片岡代議員(JP労組)


【ご挨拶をいただいた来賓のみなさま】

湯﨑広島県知事

松井広島市長

内田広島労働局長



伊丹広島県労福協会長

森本参議院議員

柳田参議院議員

中原広島県議会議員

山本連合副事務局長


久光会長






【会長挨拶要旨】

●自然災害

今年4月の熊本地震や東北・北海道を襲った夏の豪雨、直近の鳥取地震など大規模な自然災害が続いている。また、広島豪雨災害から2年あまりが経過するが、決して風化させることなく、自然災害に対する備え、職場や地域での助け合い・支え合いの大切さを再確認し、労働運動ならでは役割と責任を果たして行かなければならない。連合広島も、7月1日を「防災の日」と設定し、昨年制定した災害対応マニュアルの再点検と職場・地域での防災意識の啓発などに取り組んでいくことを確認している。


●各級選挙への対応

今回の参議院選挙の総括のポイントは、政治力・組織力が低下しているとの危機感を共有しなければならない点である。広島県の比例候補の得票総数は、県内在住組合員の約4割に留まっている。いま一度、様々な機会で政治教育の充実を図り、政治と選挙のハードルを少しでも低くする努力が必要である。年明け解散・総選挙の憶測も広がっているが、備えを怠らずしっかりと準備を進めていくことが肝要である。また、既に推薦決定している3月の廿日市市、4月の三原市での市議会議員選挙をはじめ、来年も多くの自治体で首長・議会議員の選挙が施行される。しかるべき時期に連合広島としての対応を確認したい。


●政策実現に向けた発信力の強化

巨大与党に対峙し、働く者の立場からの政策実現を図るには、運動の基軸である「組織力」「発信力」の強化、「政策立案能力」「政策実現力」に一層の磨きをかけ、労働運動の社会化をこれまで以上に進め、世論の力を味方に付けることが不可欠である。その大きな柱として、10月から「クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン」第2弾の取り組みをスタートさせた。今回は、「ヨコの広がりとタテの深堀り」をキーワードに、社会に向けた運動と職場での運動を連動させることにより、更なる共感と広がりを目指して取り組んでいく。


●働き方改革

政府が進める働き方改革において、見据えられるべきは「誰のため、何のための働き方改革なのか」という事であり、どのような働き方であれ、誰もが希望をもって働き、それを支え合える持続可能な社会の実現に実効ある方向性を示すものでなければならない。今必要なのは、長時間労働を助長しかねない裁量労働制の対象業務拡大や高度プロフェッショナル制度の導入ではなく、労働時間規制の上限を例外なく定めることや休息時間規制の導入である。そもそも、働き方を見直すことは、労働組合の本来的な機能、使命であり、労働組合が持つチェック機能がなければ、本質的な問題解決にはつながらない。こうした活動の一層の推進を図り、組織拡大を通じて組合のない職場への波及につなげていきたい。


●春季生活闘争

2016春季生活闘争は、3年連続の月例賃金の引き上げ、とりわけ中小労組の踏ん張りにより、大手との格差拡大に一定の歯止めをかけるなど、これまでにない傾向を成果として得ることができた。しかし、依然として格差是正は大きな課題であり、底上げに向けた労働組合の役割と責任が引き続き求められている。2017春闘は今年の成果をさらに社会に波及させ、中小企業労働者や非正規労働者の「底上げ・底支え」と「格差是正」に重点をおく方向で議論が進められている。構成組織と力強いスクラムを組み、地域の賃上げの波及力を高める取り組みを行っていく。


●平和運動

被爆から71年が経過する中、今年5月にアメリカのオバマ大統領が現職の大統領として初めて広島を訪れ、10月には国連総会で核兵器禁止条約の制定に向けた交渉を開始する決議が採択されなど、国際的な関心も高まりつつある。こうした機会を逃さず「核兵器の廃絶」と「世界の恒久平和実現」に向け国内外の世論喚起を図るとともに、被爆の実相を着実に次代に継承していく運動を強化していかなければならない。また、今年は原爆ドーム世界遺産登録20周年を迎え、節目となる記念行事を開催する。皆さんの参加で、この記念行事を成功に導いていただきたい。


●結びに

雇用や生活の将来に対する不安が渦巻く中で、「社会の不条理に立ち向かい、職場や地域で働く者の頼りとなる存在」としての労働組合、連合運動が求められている。取り巻く環境は決して容易なものではないが、一人ひとりが連合運動を担う主役であるとの自覚と運動への情熱を呼び起こし、構成組織、単組、地協と力を合わせて運動を進めていこう。



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