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賃上げで景気の底上げを!「休み方」「働き方」改革で長時間労働撲滅!2015春季生活闘争スタート

投稿日:2015年1月24日 | カテゴリー:連合広島ニュース

2015春季生活闘争がスタートしました。今次闘争では、すべての組合が重点的に取り組む課題として『賃上げ』『時短』『政策・制度実現の取り組み』を3本柱と位置づけ、これらの取り組みを通じ「底上げ・底支え」「格差是正」の実現と、「デフレからの脱却」と「経済の好循環実現」に向けて全力を尽くすこととします。


2015春季生活闘争講座」を開催

連合広島は、1月24日(土)、構成組織および地域協議会から約120名の参加のもと、2015春季生活闘争講座を開催しました。

主催者挨拶で、連合広島の石井会長は「本日は、交渉本番を迎えるにあたって、改めて連合方針に込めた思いを共有し、今次闘争に臨んでいく意思結集の場としたい。交渉結果は、個別企業の組合員にとどまらず、すべての働く者、地場の中小零細企業、法定最低賃金、公務員賃金へと波及する。私たちは、その“意義”と“現局面における重要性”を再認識して闘争を推進していく必要がある。昨年来、マスコミ報道で政府主導の賃上げという言葉が喧伝されているが、政府の発言や社会の雰囲気だけで賃金をはじめ労働条件の改善はなしえない。働く者の声を要求に集約し、地道で真摯な交渉・協議を積み重ねていくしかないことを肝に銘じて取り組んでいこう。」と述べました。

講座では、はじめに連合広島の山﨑事務局長から「連合広島2015春季生活闘争方針」を説明し、当面の課題や具体的な取り組みについて理解を深めました。

続いて、連合総研の河越主任研究員から「マクロ経済と2015年春季生活闘争」をテーマに、物価や為替レートの動向などを中心とした講演を受け、その後、広島労働局の子安課長から「労働時間と過重労働の防止等」について、労働法の改正内容や過重労働の実態について説明を受けました。

連合広島は、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向け、すべての構成組織と連携し、2015春季生活闘争の取り組みを推進していきます。

 

合広島2015春季生活闘争の要求と取り組み

具体的な要求(要旨)

賃上げ

「デフレからの脱却」「経済の好循環実現」に向けて

l すべての組合が月例賃金にこだわり、2%以上の賃上げを求める。

l 定昇・賃金カーブ維持相当分(2%程度)を加えた要求は4%以上とする。


「底上げ・底支え」「格差是正」の実現に向けて

l 中小共闘は10,500円以上(賃金カーブ維持相当分4,500円+賃上げ6,000円)の要求を掲げるとともに、「最低到達水準」を設定し、この水準を上回ることとする。

l 企業内最低賃金協定の適用労働者の拡大をはかるとともに、賃金の底上げと格差是正をはかるために、仕事内容にふさわしい水準で協定化を行う。

l 非正規共闘は、正社員との均等処遇をめざす。時給の引き上げについては、中小共闘の賃金引上げ目安を時給換算した37円を求めていく。

l 職場における男女平等の実現をはかる。


時短

「デフレからの脱却」「経済の好循環実現」に向けて

l 長時間労働の抑制などワーク・ライフ・バランス社会の実現をめざす。

l 総実労働時間1800時間への取り組みを加速する。

l 36協定特別条項の上限時間設定に関する協議を推進する。

l コンプライアンスの徹底はもとよりワークルールの改善をはかる。


「底上げ・底支え」「格差是正」の実現に向けて

l 中小企業における労働時間週44時間を40時間に縮減する。

l 中小企業超過労働時間割増率について、月60時間超部分を50%とする。


政策・制度実現の取り組み

l 経済の好循環に向けた産業政策と雇用政策の一体的推進

l 雇用の安定と公正労働条件の確保

l 「全世代支援型」社会保障制度のさらなる推進

l 「公平・連帯・納得」の税制改革の実現

l 非正規公務員の処遇改善と公契約適正化の推進


要求書提出と回答ゾーン

◇各構成組織・単組は2月末までに要求を提出する。

◇各構成組織・単組は、回答ゾーンを踏まえて交渉日程の調整や必要な戦術設定の準備を進め、最大のヤマ場への集中と3月内決着がはかれるよう努めるものとする。


●3月16日~20日:先行組合回答ゾーン <最大のヤマ場:3月18日>

●3月23日~31日:中堅・中小組合集中回答ゾーン

●4月~6月以降の闘い方は別途検討する。

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